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【MTGO】アリーシャの能力で墓地活用するデッキ 使い回しが楽しい【パイオニア】

time 2020/11/20

【MTGO】アリーシャの能力で墓地活用するデッキ 使い回しが楽しい【パイオニア】

琴葉姉妹MO実況のYouTube投稿5本目は「死に微笑むもの、アリーシャ」を使った墓地活用デッキです。このデッキも例によって「安価」なカジュアルデッキです。トーナメントで戦えるいわゆるガチデッキではないです。トータルで5チケット(約500円)もしないんじゃないかな? 安くMOに手を出したい方の参考になるかもしれません。もっとも、今時ならMTGアリーナの方がカジュアルもガチもできて良いかもしれませんが。。。(しかしアリーナにはモダンもパイオニアも無いのです)

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「死に微笑むもの、アリーシャ」の特徴

Alesha, Who Smiles at Death / 死に微笑むもの、アリーシャ (2)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)


先制攻撃
死に微笑むもの、アリーシャが攻撃するたび、あなたの墓地にあるパワーが2以下のクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたは(白/黒)(白/黒)を支払ってもよい。そうしたなら、それをタップ状態で攻撃している状態で戦場に戻す。

3/2

アリーシャの最大の特徴は「攻撃するたび、(白/黒)(白/黒)を払って墓地にあるパワー2以下のクリーチャーを戦場に戻す」能力です。墓地活用は強力な能力ですが条件は3個もある厳しいものとなっています。

  1. 攻撃しなくてはいけない
  2. (白/黒)(白/黒)を払わなくてはいけない
  3. パワー2以下でなくてはいけない

 条件1について、アリーシャは速攻を持たないクリーチャーなので召喚したターンには能力を使うことが出来ません。更に、能力の起動チャンスは1ターンに1回しか無いということです。これは大きな制約です。また、攻撃するという事は相手クリーチャーに戦闘で打ち取られる可能性があります。パワー3で先制攻撃という戦闘補助の常盤木能力を持っているため低マナ域のクリーチャー相手なら無傷で戦闘が出来る可能性はありますが、システムクリーチャーとしては難があると言わざるを得ません。

 条件2について、アリーシャ自身は赤のクリーチャーであるにも関わらずマナコストとして白か黒で2マナ必要です。これはマルドゥ氏族(赤白黒)のカンというデザインによる物なので仕方がないのですが、色拘束が強いと言えます。「白黒で2マナ」では無く「白黒で2マナ」というところが救いでしょうか。必ずしも赤白黒の3色デッキである必要はありません。

 条件3について、墓地から釣り上げるクリーチャーはパワー2以下に限定されます。パワー2以下というとウィニー系がメインですが高コストなクリーチャーも対象になりますが、「ただ強」なクリーチャーはパワーが高いため採用できません。また釣り上げたクリーチャーで殴って勝つプランは採用しにくいでしょう。

これだけの制約があるため「扱い辛い」カードという評価が妥当でしょうか。デッキを作った正直な感想としては「あまり強くない」です。ただし、繰り返し使える墓地活用はアドバンテージを稼ぐことで快感を得るタイプのプレイヤーには魅力的です。

また「戦場に出るクリーチャーはトークンでは無い」ことは見逃してはなりません。繰り返し使える墓地活用で例えば「降霊術」などは「墓地のクリーチャーを追放し、トークンを戦場に出す」能力のため、戦場に出たトークンクリーチャーは使い捨てになります。しかし、アリーシャの場合は「トークンでは無い」ためクリーチャーがやられた場合は再度墓地に行くため再々利用が可能です。これは大きな利点です。

デッキ紹介

1 Caves of Koilos
1 Shambling Vent
4 Mountain
3 Plains
2 Clifftop Retreat
4 Swamp
3 Dragonskull Summit
4 Nomad Outpost
2 Aether Hub

4 Dismissive Pyromancer
2 Fairgrounds Warden
2 Mentor of the Meek
4 Alesha, Who Smiles at Death
2 Gonti, Lord of Luxury
3 Ravenous Chupacabra
4 Master of Cruelties
1 Angel of Invention
3 Priest of the Blood Rite
2 Archetype of Finality

4 Cathartic Reunion
2 Dusk//Dawn
3 Offspring's Revenge
1 コイロスの洞窟
1 乱脈な気孔
4 山
3 平地
2 断崖の避難所
4 沼
3 竜髑髏の山頂
4 遊牧民の前哨地
2 霊気拠点

4 放逐紅蓮術師
2 博覧会場の警備員 2 弱者の師 4 死に微笑むもの、アリーシャ 2 豪華の王、ゴンティ 3 貪欲なチュパカブラ 4 残虐の達人 1 発明の天使 3 血の儀式の司祭 2 決断の元型

4 安堵の再会
2 黄昏//払暁
3 幼獣の復讐

例によって低価格構築です。お財布が許すならば更に高価なカードの採用が検討できます。特に土地については3色ということもあり検討の余地があります。候補としては「サヴァイのトライオーム」「寓話の小道」などは完全上位互換と言えるでしょう。上記の通りマナ拘束が厳しいため強力な土地が欲しいところです。

カラーリングについて

当デッキではマルドゥカラーを採用しています。赤は必須ですが白と黒はどちらか片方でも十分なため、片方にすれば青や緑も採用余地があります。ですが、土地に十分な予算をかけられない以上、マナベースへの負担を下げるためには素直にマルドゥカラーが無難だと考えます。また、後述しますが「パワー2以下の強力なクリーチャー」は数が少ないため「白のみ」「黒のみ」だと十分な量を用意することが出来なくなります。

採用カードについて

アリーシャをキーカードとするのは良いとして、デッキコンセプトにはいくつか候補があります。

墓地肥やし手段

墓地にクリーチャーを送る必要があります。墓地肥やしは大きく分けると

  1. 「手札から捨てる(以下ルーター)」
  2. 「切削する」
  3. 「生贄に捧げる(以下サクる)」
  4. 「戦闘による死亡」

などでしょうか。この中で「切削」はカラーリングが緑黒もしくは青黒になるため今回は不採用になります。「サクる」については一度戦場に出た後に「サクる」ことになりますので墓地活用のメリットである「コスト踏み倒し」が失われます。「戦闘による死亡」はウィニー系かスーサイド系になりますが、アリーシャが3マナ+能力起動2マナという事を考えるとあまり良いとは言えないでしょう。「ルーター」は上記問題はクリアされますし、コンボデッキで重要な「キーカードを探す」手段にもなります。今回は「ルーター」である「安堵の再開」「放逐紅蓮術師」による墓地肥やしを採用します。しかし、クリーチャーの再々利用で戦場⇔墓地の移動を自在に操るためにサクり台が有ったほうが良かったかもしれません。例えば「ウェストヴェイルの修道院」とか。

採用クリーチャーについて

採用条件は「パワー2以下」のクリーチャーです。当然「強力なクリーチャー」の方が望ましいです。「パワー2以下」「強力」となると、自然と「能力が強力なクリーチャー」となります。対象は以下のクリーチャー達でしょうか。墓地活用がメインとすると「色の合わない」クリーチャーを採用することも可能ですが、今回は「素出し」も可能なクリーチャーのみを採用してみました。別バージョンでは「女王スズメバチ」や「裏切りの工作員」も面白いと思います。

その他に、除去やドロー補助など補助能力を内蔵したクリーチャーもパワー2で採用できます。検討できるのは以下になります。

代替パーツについて

ルーターによりせっかく墓地にクリーチャーを置いても利用できないのでは勿体ないです。アリーシャの代替となるカードを探した結果、「幼獣の復讐」が見つかりました。こいつは「降霊術」のように「カードを追放してトークンを出す」タイプの墓地活用のため、再々利用はできませんが色が合う・毎ターン利用できるのは便利です。サイズが[1/1]になってしまうデメリットも、元々パワー2のため最小限となります。イラストもカワイイ。

一つだけ問題があります。このカードの墓地活用は「戦闘開始時に強制」だということです。しかもアリーシャより前のタイミングで誘発するため、再々利用を狙いたい場合はディスシナジーとなる恐れがあります。

パワー不足の対策

デッキコンセプトの最大の問題点ですが、パワー2軍団を幾ら再利用したところで勝利に直結はしないという点です。(アドバンテージを稼いで勝利することはできるかもしれませんが。)

そこでアリーシャ&残虐の達人を使った即死コンボを内蔵させます。残虐の達人はパワーが1のため採用条件も満たします。また残虐の達人は攻撃できない場合でも「先制攻撃+接死」により強力なブロッカーとして働くことも可能なため非常に便利です。

しかしコンボの条件も厳しいため「パワー不足の解消に十分」とは言えません。オプションの一つと考えた方が良いと思います。

終わりに

動画でも上記でも言いましたがパワー不足はコンセプトそのものなので深刻な問題となります。そして「パワー2以下」という制約によるクリーチャー選択が想像以上に狭くなることも問題です。カードプールが広くなるにつれて新しい戦力が補充される可能性もありますが、現状では強さはそこそこというところでしょう。

能力を使いまわして気持ちよくなったけれど負けるという事が多いと思いますが、そこはソレ。気持ちよくなったらそれで良いと思うのがジョニー系プレイヤーなのです。(ということにしておきましょう。)

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