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【MTGO】リリアナの契約を使って特殊勝利 デーモン四天王【パイオニア】

time 2020/10/12

【MTGO】リリアナの契約を使って特殊勝利 デーモン四天王【パイオニア】

MTGにおいて特殊勝利はロマンだと思う。ライフを削って勝利するためにクリーチャーを展開する通常の展開ではない対戦模様は刺激的で興奮する。そんなロマン派プレイヤーのために用意されていると言っても過言ではない特殊勝利カードである「リリアナの契約」を使ったデッキを作成してみました。

概要と対戦の様子を動画化したので貼り付けておきますが、当記事では動画では説明できなかった部分を記載しますので併せてお読みください。

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リリアナの契約について

Liliana’s Contract / リリアナの契約 (3)(黒)(黒)
エンチャント


リリアナの契約が戦場に出たとき、あなたはカードを4枚引き、あなたは4点のライフを失う。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが異なる名前のデーモン(Demon)を4体以上コントロールしている場合、あなたはこのゲームに勝利する。

このカードを見て最初に目に留まるのは第2能力である特殊勝利でしょう。異なる名前のデーモンを4体並べると勝利することができます。しかし、第1能力の4枚ドロー4点ロスも重要です。

MTGにおける標準的なドローカードで5マナ域と言えば、色は違いますが「ジェイスの創意」の3枚ドローがあります。経験者であれば重要性はライフロス<ドロー枚数と考えることが多いため「リリアナの契約」は「ジェイスの創意」より優れていると言うことができます。とは言えインスタントタイミングで隙なく動けるメリットは大きいため単純比較はできません。ソーサリータイミングとして比較対象は「記憶の意義」や少し古いですが「連絡」でしょうか。いずれにしても第1能力だけでカード1枚分の役割を持っています。

第2能力の特殊勝利は実はおまけです。成功したらラッキー程度に考えたほうが良いです。そのくらい条件として厳しい。どれくらい厳しいか簡単に挙げると、

・デーモン4体並べるのが厳しい(4+1枚コンボは厳しい)

・異なる名前が厳しい(コピー系の能力が使えない)

・判定タイミングが厳しい(アップキープ。相手のターンを跨がなくてはいけない、変わり谷のような変身系カードによる水増しが難しい)

と言ったところでしょうか。

しかし、他のドローカードではなく「リリアナの契約」を使う以上、デーモンによる特殊勝利が可能なデッキでなくては使う意味がありません。

つまり、別の勝ち手段(一般的にはライフによる勝利)を目指しつつデーモンによる特殊勝利も狙えるデッキこそが「リリアナの契約」の特性として相応しいと思う。そんなデッキを作成してみましょう。

(実は動画内では「特殊勝利が出来なかったから今回のデッキは失敗作」と言っていますが、「リリアナの契約」を「特殊勝利の可能性があるドローカード」と考えれば十分に役立っており成功していたと言えます。見映えがしなかっただけです。)

デッキ紹介

21 Swamp
2 Witch's Cottage

3 Gutterbones
3 Sanitarium Skeleton
1 Master of the Feast
3 Herald of Torment
3 Ammit Eternal
3 Baleful Ammit
2 Desecration Demon
2 Demon of Catastrophes
1 Nightmare Shepherd

3 Mastermind's Acquisition
2 Liliana's Contract
4 Village Rites
4 Sign in Blood
2 Elixir of Immortality
1 Immortal Servitude
21 沼
2 魔女の小屋

3 どぶ骨
3 療養所の骸骨
1 饗宴の主
3 責め苦の伝令
3 アムムトの永遠衆
3 悪意のアムムト
2 冒涜の悪魔
2 惨劇の悪魔
1 悪夢の番人

3 首謀者の収得
2 リリアナの契約
4 村の儀式
4 血の署名
2 不死の霊薬
1 不死の隷従

例によって低価格構築のため、更に高価なカードで代用はできると思います。しかし今回は黒単なので高価な土地カードは不要でお財布に優しいです。ロークスワイン城を採用するくらいでしょうか。

「首謀者の収得」でサイドカードからサーチすることが出来ますのでサイドカードは必要です。ですがフリー対戦しかやっていないのでそこまで重要でもなく。。。デーモンを散らして入れておく、念のため全体除去を入れておくぐらいでしょうか。3戦マッチで必要なら構築してください。

採用するデーモンについて

上記の通り、「ライフによる勝利」を目指すが「デーモンによる特殊勝利」の可能性を残したデッキを構築します。よって採用するクリーチャーはデーモンになります。また、「4体並べる」ことを考えると低マナ域のデーモンとなります。デーモンはマナコストが大きい種族のため、必然的に採用カードは限られます。また「異なる名前を持つ」必要もあるため、カードの種類は多い必要もあります。となると必然的に採用するデーモンは以下に決定されます。

サイズはデカいためビートダウン戦術には向いています。また絆魂持ちの「悪意のアムムト」や授与で器用に立ち回れる「責め苦の伝令」、死亡時にデーモンを場に残すことができる「悪夢の番人」など、ただの脳筋ビートダウン&絡め手で戦うことが出来るデーモンが集まりました。ただし、その性能のためにデメリット能力を持つものがほとんどですのでその対策を考える必要があります。

対策その① 生贄手段を用意する

「饗宴の主」は相手にドローを与えてしまいますし、「アムムトの永遠衆」は放っておくと死んでしまいます。「責め苦の伝令」のライフロスはそれほど痛くはありませんが場合によっては致命的になり得ます。

これらのデーモンは「必要があれば処分する」手段を用意する必要があります。これは黒は得意とするところで、「村の儀式」を採用しています。1マナと軽いためデーモンを展開しつつ構え易く、ドロー補助にもなるため便利です。

また「惨劇の悪魔」自体がクリーチャーを生贄としないと唱えることが出来ませんので生贄要素は不可欠です。

生贄要員としては「不要になったデーモン」だけでは不足しますので、使いまわせるスケルトンである「どぶ骨」「療養所の骸骨」を採用します。しかしこれらは意外とマナを必要としますので、別のカードの採用を検討する余地があります。1枚で2体分のクリーチャーを用意できる「オルゾフの処罰者」は接死もあり便利かもしれません。

対策その② 回復手段を用意する

「責め苦の伝令」もそうですがキーカードである「リリアナの契約」自体もライフロスがあります。ドロー補助として「血の署名」を使う場合は更にライフロスがありますのでこれらで失ったライフを回復する必要があります。また採用したデーモンは3~4マナ域です。1~2マナ域のスケルトンでは戦闘能力が不足するため序盤のダメージレースに不安があります。

そのための対策として回復手段を用意します。「悪意のアムムト」の絆魂は大事にしたいですし、追加で「不死の霊薬」を採用します。ライブラリー補修能力が役に立つこともあるかもしれません(苦笑)。

墓地活用について

デーモンを戦闘で使うため、死亡して墓地に溜まっていきます。採用するデーモンは3~4マナ域でまとめてあるので「不死の隷従」でまとめて数枚リアニメイトすることができます。残念ながらソーサリーのため奇襲的にデーモンを並べることはできませんが、戦闘以外に「リリアナの契約」で必要なデーモンを並べるためにも役立つはずです。

他に採用検討するとしたら「死の国からの救出」があります。対策①の生贄手段としても使えますが、インスタント呪文ですがリアニメイトできるのはアップキープのため「リリアナの契約」のif節の開始時には間にあわないのは残念です。

その他に、黒の特権とも言える「教示者」によるサーチができます。これはシルバーバレット戦術にも使えますが、4種類目のデーモンをサーチすることで「リリアナの契約」の勝利条件を達成することにも有効です。

「首謀者の収得」はサイドからもサーチができますので採用していますが、黒マナを生成することでサーチしたカードをすぐに使うことが出来る「闇の誓願」も検討できます。その場合は魔巧のためにインスタントやソーサリーを増やす必要があるかもしれません。

デッキの特性

前述のとおりこのデッキはデーモンのサイズを生かしてビートダウンするデッキです。マナ域が3~4のため多少出遅れがありますが、それを補うサイズ差があるため、順調にデーモンを展開出来れば盤面の制圧は容易です。

「リリアナの契約」による特殊勝利はやはりおまけになります。盤面が膠着した場合のサブプランとなり得ますが、デーモンがでかいため膠着することがなかなか無いです。4体のデーモンが並ぶ機会も不可能では無いですが少ないです。ドロー補助と考えましょう。

ビートダウンである以上、全体除去に対して弱いです。また唱えて戦場に出るカードばかりなのでカウンターにも弱いです。コントロールは苦手な相手と言えます。ドロー補助は合計で10枚採用していますので積極的にドローで対抗することになります。「村の儀式」用のマナを残しておくことは重要です。

終わりに

「リリアナの契約」を使い、また「特殊勝利はロマン」と考える以上は特殊勝利をしたいのですが残念ながらこのデッキでは望み薄です。ロマン派持越しとなりました。順調にデーモンを展開していれば勝てるというそこそこの強さを持つデッキではあります。デッキとしては成功と言えるでしょう。ロマン派としては失敗なんですけどね。

動画の最後でも紹介した「秘儀での順応」は特殊勝利に近づくカードですのでいつか必ず構築してやると誓い、終わりとしたいと思います。

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