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【MTGO】クルケッシュデッキ コピー能力がコスパ高い【パイオニア】

time 2020/10/06

【MTGO】クルケッシュデッキ コピー能力がコスパ高い【パイオニア】

パイオニアで「オナッケの古きもの、クルケッシュ」の能力「アーティファクトの起動能力をコピーする」を利用したデッキを作成したので紹介します。いわゆるネタデッキですのでトーナメントレベルでは使えませんが、個人的に使っていて楽しい、安く組める、意外と強い(一撃必殺もある)なかなか優良デッキになったと思いますのでよかったら見てやってください。

琴葉姉妹に対戦実況してもらった動画も作成したので、合わせて見てもらうと解りやすいと思います。

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クルケッシュとは

Kurkesh, Onakke Ancient / オナッケの古きもの、クルケッシュ (2)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — オーガ(Ogre) スピリット(Spirit)


あなたがアーティファクトの能力を1つ起動するたび、それがマナ能力でないなら、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうしたなら、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

4/3

4マナクリーチャーとして4/3というサイズは構築で採用するには厳しいサイズです。アーティファクトの起動能力をコピーする能力をテーマとするデッキ以外では採用されないでしょう。パイオニアは当然としてM15期のスタンダードでも採用されたかどうか怪しいです。いわゆるクソレア。最安10円/トリム平均41円。

当然ながらその本領は能力の方です。アビリティをコピーする能力の相場は2マナとタップのようですので、1マナでタップ不要のクルケッシュのコストは相当安いと言えるでしょう。コピー能力をテーマとしたデッキを組んでみましょう。

デッキ紹介

6 Forest
2 Mountain
4 Swamp
1 Bloodfell Caves
1 Jungle Hollow
2 Rugged Highlands
4 Aether Hub
2 Evolving Wilds
3 Llanowar Wastes

4 Llanowar Elves
4 Satyr Wayfinder
4 Nissa, Vastwood Seer
4 Solemn Simulacrum
4 Kurkesh, Onakke Ancient
2 Giant Adephage
1 Dragonlord Atarka
2 End-Raze Forerunners

2 Witch's Cauldron
1 Wishclaw Talisman
4 Vivien's Arkbow
3 Whip of Erebos
6 森
2 山
4 沼
1 血溜まりの洞窟
1 ジャングルのうろ穴
2 岩だらけの高地
4 霊気拠点
2 進化する未開地
3 ラノワールの高原

4 ラノワールのエルフ
4 サテュロスの道探し
4 巨森の予見者、ニッサ
4 真面目な身代わり
4 オナッケの古きもの、クルケッシュ
2 巨大オサムシ
1 龍王アタルカ
2 終末の祟りの先陣

2 魔女の大釜
1 願い爪のタリスマン
4 ビビアンのアーク弓
3 エレボスの鞭

採用アーティファクト

「オナッケの古きもの、クルケッシュ」をテーマとする以上、起動型能力をもつアーティファクト(マナ能力でない)を十分枚数採用する必要があります。

今回のデッキでは「ビビアンのアーク弓」「エレボスの鞭」「魔女の大釜」「願い爪のタリスマン」を採用しています。用途はクリーチャーを戦場に出す物とドロー補助になります。「オナッケの古きもの、クルケッシュ」でコピーした場合は効果が2倍になるため戦局を一気に有利に持っていくことができます。(コストは赤が増えるだけです。)

パイオニア環境で他に候補となるカードは「霊気池の驚異」「電招の塔」「ナイレアの弓」「次元橋」「交易所」辺りでしょうか。この選択は趣味だと思いますが、この辺りを使った別デッキも構築の余地はあると思います。

土地構成について

私のデッキは「高い土地は使わない」という制約があります。というのは単純に値段が高いからです。これは予算に余裕がある人はもっと強い土地、例えばショックランドなどを採用してください。

「霊気拠点」を採用していますがエネルギーを利用するカードは「霊気拠点」のみです。色マナを出せるアンタップイン土地としての採用です。多色デッキを安価に組むのに便利な土地なんですよね。コレ。

但し、基本土地は多めの構築になります。後で出てくる「巨森の予見者、ニッサ」は基本土地の森しかサーチできませんし、「真面目な身代わり」も基本土地しかサーチできません。また、「オナッケの古きもの、クルケッシュ」「エレボスの鞭」その他ファッティにはコストにダブルシンボルを含みますので山2枚、沼2枚は安定のために必須と思われます。

採用クリーチャーについて① マナを増やす

当デッキはいわゆるランプ型の構成になっています。これにはいくつか理由があります。

1.テーマである「オナッケの古きもの、クルケッシュ」が4マナのシステムクリーチャーのため

 システムクリーチャーとしては高めのコストです。さらに能力起動に赤、アーティファクトの能力起動のコストが必要なため、マナは潤沢である必要があります。

2.ビビアンのアーク弓の特性

 「ビビアンのアーク弓」は、起動能力にXを含みますので大きければ大きいほど効果が高いです。マナコスト+1枚ディスカードというコストを含む以上、外れ(出せるクリーチャーが無い状態)は避けなければなりません。当デッキではキーカードの「オナッケの古きもの、クルケッシュ」を中心に4マナ帯、ファッティ―として7-8マナ帯のクリーチャーを採用していますので、能力起動はX=4またはX=8以上であることが望ましいです。必然的にマナは潤沢である必要があります。

ランプ型の構成ではA案.マナクリーチャー B案.ランパン(不屈の自然) 系呪文 C案.ETBで土地をサーチする のどれかになると思います。

当デッキでは主にC案を採用しています。「ビビアンのアーク弓」「エレボスの鞭」を特性を生かすためには十分な量のクリーチャーを採用する必要があります。また、ETB(Enter The Battlefield)能力持ちであれば更に能力を有効に使うことができるためアドバンテージを得られます。ETB持ちのマナ関連クリーチャーとして「サテュロスの道探し」「巨森の予見者、ニッサ」「真面目な身代わり」を採用します。

特に「巨森の予見者、ニッサ」は「エレボスの鞭」の能力で墓地から戦場に出した後でも(7枚目以降の土地を戦場に出した時に誘発する)能力によってプレインズウォーカーに変身することができればターン終了時に追放されずに戦場に定着することができる最高の相性を持ったカードになっています。

マナクリーチャーは全体除去に弱い、試合終盤で引くと弱いなどの弱点がありますが、1マナ域からの加速にはA案の「ラノワールのエルフ」以外に選択の余地はありません。ですが、弱点の2点目については「ビビアンのアーク弓」で捨てるコストに使うことが出来るため、ある程度は克服できています。当デッキでは採用していませんが、更にマナ加速をしたいなら同型カードである「エルフの神秘家」が採用検討となります。

採用クリーチャーについて② 大型クリーチャー枠

いわゆるファッティ―です。

「ビビアンのアーク弓」の起動能力で戦場に出せるクリーチャーは「マナコストがX以下」という制約があるため、大型クリーチャーのマナコストは揃えた方が良いです。また、あまりにマナコストが大きいクリーチャーは素出しでも「ビビアンのアーク弓」でも出し難くなりますので今回は7~8マナにまとめてあります。

大型クリーチャーの選考要素として他に、a.ETB能力、b.「エレボスの鞭」で出した時のターン終了の追放時に何かを残せる、c.サイズ、d.除去 などがあります。d.除去は当デッキに除去カードの採用枠が無いため出来れば欲しいところです。

今回採用したのは「巨大オサムシ」「龍王アタルカ」「終末の祟りの先陣」です。

「巨大オサムシ」は要素bについて、速攻パンチ時(「エレボスの鞭」で戦場に出した場合は速攻が付与される)で対戦相手にダメージが通った場合は自身のコピーが戦場に出ますので要素bはクリアです。トランプルによりダメージが通り易いですし、サイズも7/7で十分です。

「龍王アタルカ」は要素bは不可ですが、要素d用の貴重な除去枠です。サイズも十分です。

「終末の祟りの先陣」も要素bは不可ですが、ETB能力で自軍全体に+2/+2とトランプル・警戒付与を持っています。ランプ型の特性上、戦場に小型クリーチャーが並んでいるケースが多いため、自軍強化能力は有効で一撃必殺も狙えます(動画で見れます)。

他に採用が検討できる大型クリーチャーとしては「害悪の機械巨人」「大悪漢」「女王スズメバチ」辺りでしょうか。「害悪の機械巨人」は除去能力は良いのですがサイズが不十分、「大悪漢」は素出しにリスクが有ることとサイズに不安があるため不採用としましたが、好みで採用できると思います。「女王スズメバチ」は接死が除去要素として不安がありますが有用かつ飛行持ちのため十分採用レベルだと思います。

デッキの特性

特性というか使用感について

パイオニアのフリー対戦での使用になりますが、勝率は7割ほどでかなり高いです。また「ビビアンのアーク弓」「エレボスの鞭」等の置物はサイド戦無しのフリー対戦では有利かもしれません。(サイド戦はやったことが無いので解らないです。)

「オナッケの古きもの、クルケッシュ」はかなり有効でした。コピー能力で盤面を一気に有利に持っていくこともそうですが、マイナーカードの利点として除去優先度は低めでありシステムクリーチャーとしての役割を果たす機会が多かったです。また 4/3 のサイズも役に立つことが多いです。パワー4は相手からすると無視できるサイズでは無いですし、「エレボスの鞭」で4点ゲインはなかなかのものです。中盤の驚異としても十分に役に立ちました。

「ビビアンのアーク弓」はX=4で使用した場合、外れはほとんど無かったです。「巨森の予見者、ニッサ」「真面目な身代わり」「オナッケの古きもの、クルケッシュ」はどれも当たりと言える性能ですので採用枚数的にも当たりは多いです。X=8以降で大型クリーチャー狙いで使用した場合は若干外れることがある印象でした。大型クリーチャーを増やすのはリスクがありますので、ある程度は諦めかなと思います。「オナッケの古きもの、クルケッシュ」でコピーできた場合はほぼ確実に当たりが引けますので狙いたいところです。

また、「ビビアンのアーク弓」はインスタントタイミングでクリーチャーを戦場に出すことが出来るカードです。これは対コントロールで特に有効です。当デッキは緑系のクリーチャーを戦場に並べるデッキのため全体除去に弱いという特性がありますが、全体除去の返しで「ビビアンのアーク弓」を使ってクリーチャーを出すことで次のターンから殴っていくことが出来ます。むしろ対コントロール戦は有利な印象ですね。しかし、自分の実感よりも警戒度は低いようです。突然出てきたブロッカーに倒されたり、マナを使って隙だらけになったりしましたので後はやりたい放題です。

「巨森の予見者、ニッサ」は大活躍したカードです。序盤で森をサーチするために戦場に出る、戦闘で相打ちする、墓地から「エレボスの鞭」で出て森をサーチする、プレインズウォーカーに変身して定着する。これだけの役割があるため相手としても見逃せないのでしょう、除去優先度は高いです。これにより、「オナッケの古きもの、クルケッシュ」「ビビアンのアーク弓」など他のカードを生かすことができる良い囮役になっていました。もちろん普通に使っても強いですし、「エレボスの鞭」で墓地から戦場に定着するのは反則級の強さだと思います。

その他にもマイナーカードの採用が多いため「解らん殺し」のような動きも多かったですね。これはマイナーデッキゆえの強みという一要素なので有効活用したいところです。でもこの記事を書いちゃったら有効性が減るのかな?

「魔女の大釜」は思ったより働いてくれなかったカードです。採用枚数が2枚と少な目なので機会が少なかったのもありますが、起動コストの2マナを残すことが出来る展開が少なかったです。だいたいの場面でクリーチャーを展開するかアーティファクトの起動能力のためにマナをフル活用していましたね。この枠は検討余地がありそうです。

終わり

以上です。

ネタカード探しは楽しいですが実際に構築するとなると敷居が高いことが多いです。そんな中ですが、クルケッシュとかいう謎のカードを使ったなかなかの強さの良いネタデッキができました。個人的に大満足です。まだバリエーションを作れそうなのも良いですね。

また何か出来たら動画&ブログ記事化したいと思いますのでよければご視聴ください。ありがとうございました。

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