のんびり生活日記

feel-at-leisure のんびりした気分で

ミスタードリラーエースRTAの基礎 どこを見て、何を考える?

time 2026/08/21

これまで、ミスタードリラーエース「ドリドラドの遺跡」RTAについて、エアー管理、ドリストーン、ステージの特徴と紹介してきました。

前回の記事では、100mごとに出現するブロックには特徴があり、それを覚えればエアーやドリストーンの配分をもっと戦略的に考えられる、という話をしました。

しかし私は、そうした情報をあまり細かく覚えて走っていません。

覚えれば有利なのに、なぜ覚えないのか。今回は実際にRTAを走っているとき、どこを見て何を考えているのかという話です。

■ 100mを30秒で進む

ドリドラドの遺跡RTAでは、100mを30秒程度で進むのが一つの基準になります。

100mを30秒なので、単純計算すると1秒で約3.3mです。つまり平均すれば、1秒の間に画面下から3行以上の新しい盤面が出てきます。

もちろん、実際には長い縦連結を掘って一気に何mも落下することもあれば、横移動などでほとんど深度が進まない時間もあります。そのため「1秒に必ず3回ルート選択する」という意味ではありません。

それでも、かなりの速度で新しい盤面が出てくることには変わりありません。

その盤面を見ながら、真下に掘るのか、縦連結を利用するのか、横へ移動するのか。エアーを節約するのか、それとも多少エアーを使ってでも速く進むのか。次のルートを次々に判断していきます。

ドリドラドの遺跡は盤面がランダムなので、決まったルートを覚えて走ることもできません。その場で出てきた盤面を見て、毎回ルートを選ぶ必要があります。

これが忙しいのです。

■ 思考キャパシティをルート選択に使う

人間が一度に考えられることには限界があります。

例えば、エアーカプセルや小屋が出現する正確な深度を覚えておけば有利です。100mごとの出現ブロックの特徴も、詳しく覚えておけば利用できます。

ドリストーンについても同じです。今どのドリストーンを何個持っているのか、全て正確に把握しているのが理想でしょう。

しかし、それらを全部リアルタイムで処理しながら、毎秒のように変化する盤面からルートまで選ぼうとすると、私には思考キャパシティが足りません。

そんなことを考えている余裕があるなら、目の前のルート選択に使います。

そのためエアーカプセルや小屋については、正確な深度を数字で考えるのではなく「そろそろ来るかな?」くらいで処理しています。

ドリストーンも全てを常に把握しているわけではありません。デストロイVやデストロイA、重要なエアー回復など、「これは拾った」と覚えておきたいものを中心に把握します。

そして困ったらドリストーンの一覧を開いて、その場で考えればいいのです。

もちろん全て覚えたうえで、ルート選択にも全力を使えるなら、それが一番強いでしょう。しかし、使える思考キャパシティには限りがあります。

何を知っているかだけではなく、「プレイ中に何を考えるか」を減らすことも重要だと思っています。

■ ススム君ではなく、その下を見る

これは頭の使い方だけではなく、視線についても同じです。

ミスタードリラーなので、画面の中央付近には当然ススム君がいます。しかしRTA中、私はススム君をほとんど見ていません。

見るべきなのは画面の下側、これから進んでいく盤面です。

どこに縦連結があるのか。どこを掘れば大きく落下できるのか。5ブロックはどこにあるのか。真下に進むか、それとも横へ移動する価値があるのか。

今いるススム君を見るより、少し先の盤面を見て次のルートを決める方が重要です。

極端に言えば、ススム君を見ながらプレイしているうちは、まだ初心者です。速くなろうとすれば、自然と視線はススム君からその下、これから進む場所へ移っていくと思います。

■ 上から落ちてくるブロックは?

では画面の上側はどうでしょう。

ミスタードリラーでは、上から落ちてきたブロックに潰される危険があります。前の記事でも書いた通り、潰されればエアーを20%失い、復活演出も入るので大きなタイムロスです。

ならば上も見なければならないはずです。

しかし、下側のルート選択が忙しすぎるので、私は上側もあまり見ていません。

ブロックは支えを失った瞬間に落ちるのではなく、一度グラグラしてから落下します。ドリストーンモードではゲームスピードが一定なので、長くプレイしているとこの落下タイミングも感覚的に分かるようになってきます。

もちろん上を確認できるなら確認した方が安全です。それでも速く進むためには、下側から入ってくる新しい盤面の情報処理を優先しています。

ここでも結局、「全部を見る」のではなく「何を見るかを選ぶ」ことになります。

■ これを何分も続ける

そして、このルート選択は数十秒で終わるものではありません。

最終ステージ「ワルキューレの氷穴」は1200mあります。

100m30秒のペースを最後まで維持できれば6分ですが、実際には難しい後半でペースも落ちます。7分程度は高い集中力を維持しながら走り続けることになります。

ずっと全力で集中し続けるのは大変です。

そこで、縦連結を掘って長く落下している時間など、自分でルートを選んだり操作したりする必要が少ない瞬間には、少し頭を休ませます。

数秒間休憩するわけではありません。本当に一瞬です。それでも、こうした「今は考えなくていい」という時間を上手く使うことも、長いステージを走るうえでは重要だと思います。

■ 全部考えるのではなく、重要なことを考える

上級者になれば、ゲーム中のあらゆる情報を把握して、全てを考えながらプレイしているように見えるかもしれません。

少なくとも私はそうではありません。

区間ごとの特徴も、エアーカプセルの正確な深度も、全ての所持ドリストーンも、覚えれば有利なのは分かっています。それでも、そこへ使う思考を減らして、その分を目の前の盤面に使っています。

ドリドラドの遺跡RTAで一番重要なのは、ランダムに生成された盤面を見て「次にどこを掘るか」を選び続けることです。

だから頭も視線も、できるだけそこへ集中させる。

全部の情報を処理するのではなく、重要な情報を優先して処理する。これもドリドラドの遺跡RTAにおける練度の一つだと思います。

sponsored link

down

コメントする




このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

検索

アクセス

検索

このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。



sponsored link

アクセス