2020/12/17
前回は、ミスタードリラーエースの「ドリドラドの遺跡」RTAについて、
「エアーをガンガン使って速く進むために、無駄なエアーを節約する」
という基本的な考え方を紹介しました。
その中で、エアーが足りなくなったらアイテムを使うという話をしました。
今回はそのアイテム、「ドリストーン」について説明します。
■ そもそもドリストーンって何?
前回、ドリストーンモードについて、
ミッションドリラー:時間経過でエアーが減る
ドリストーンモード:1回掘るごとにエアーが1%減る
と説明しました。
では、そもそも「ドリストーン」とは何なのでしょうか。
ドリストーンとは、ステージ中にランダムに配置されている宝石のようなアイテムです。
拾って使用することで、ブロックを消したり、ブロックの色を変えたり、エアーを回復したりと、様々な効果を発揮します。
前回の記事では分かりやすく「アイテム」と呼んでいましたが、このアイテムこそがドリストーンです。
モード名にもなっているくらいなので、ドリストーンモードを攻略するうえでは非常に重要なシステムです。
■ ドリストーンには4つの色がある
ドリストーンは、大きく4つの色に分けられています。
赤:ブロックを消す
青:ブロックの色を変更する
黄:自分を強化・補助する
緑:エアーを回復する
大まかにはこのような分類になっています。
さらに同じ色の中にも複数種類のドリストーンがあり、それぞれ効果が違います。
ステージ上にある段階では色までしか分かりません。
例えば赤いドリストーンを見つけても、具体的にどの赤ドリストーンなのかは、実際に拾ってみるまで分かりません。
そして、ドリストーンがどこに配置されるかもランダムです。
このランダム性も、ドリドラドの遺跡RTAに毎回違った展開が生まれる理由の一つです。
■ RTAではドリストーンを使わない方が速い?
ではRTAでは、ドリストーンをどのように扱うのでしょうか。
実は単純にタイムだけを考えるなら、使わない方が速いです。
ドリストーンを拾う。
使うドリストーンを選ぶ。
使用する。
効果の演出を見る。
これらには全て時間がかかります。
なので、ドリストーンを一切使わずに最後までガンガン掘れるのであれば、それが速いです。
しかし、実際にはそう簡単にはいきません。
前回説明した通り、掘るたびにエアーを消費します。
エアーが足りなくなったなら、エアーを回復するドリストーンを使った方がいい。
大量のブロックを消すことで大幅にエアーを節約できるなら、消去系のドリストーンを使った方がいい。
潰されそうな状況をドリストーンで回避できるなら、使った方がいい。
特に初心者の場合、ドリストーンの使用時間を惜しんで潰されたり、エアーがなくなってリトライになったりしては本末転倒です。
潰されればエアーを20%失います。
エアーがなくなって死亡すれば、そのステージを最初からやり直しです。
それに比べれば、ドリストーンを使うための数秒程度のロスなど安いものです。
初心者のうちは「使わない方が速い」にこだわらず、必要ならガンガン使ってしまいましょう。
■ RTA向きの強いドリストーンもある
ドリストーンなら何でも同じように役立つわけではありません。
RTAとの相性が良いものもあれば、あまり使わないものもあります。
大雑把に分類すると、
赤>緑>黄>青
くらいの順番でRTAでは使いやすいと思います。
特に赤のブロック消去系は強力です。
代表的なものとして「デストロイV」や「デストロイA」があります。
デストロイVはススム君を中心に上下のブロックを一気に消去。
デストロイAは画面内のブロックを全て消去します。ただし、こちらはエアーが半減するという大きなデメリットがあります。
このような強力なドリストーンは、使用にかかるタイムロス以上の効果を得られることがあります。
緑のエアー回復系も、そのまま掘れる回数を増やせるので分かりやすく有用です。
■ 5ブロックを消すと強い
ここで、ドリストーンが特に役立つ例として「5ブロック」を紹介します。
通常のブロックは1回掘れば壊せます。
しかし5と書かれたブロックは、その名の通り5回掘らないと壊せません。
ドリストーンモードでは1掘りでエアーを1%消費するので、5ブロックを1個壊すだけでエアーを5%消費します。
さらに5回掘るので時間もかかります。
その間に上からブロックが落ちてくれば、潰される危険もあります。
RTAにおいて5ブロックはかなり邪魔な存在です。
そこで、先ほど紹介したブロック消去系のドリストーンを使います。
5回掘る必要があるブロックでも、消去系ドリストーンならまとめて消すことができます。
5ブロックを複数まとめて消せるような状況なら、ドリストーンを使用するために多少時間がかかったとしても、それ以上のエアーと時間を節約できます。
ドリストーンは何となく使うのではなく、
「ここで使えば、使用時間以上の利益がある」
という場面で使えると強力です。
■ ステージによって重要度も変わる
ドリストーンがどの程度必要になるかは、ステージによっても変わります。
特に最終ステージ「ワルキューレの氷穴」は非常に難しく、上級者でもドリストーンを使います。
上手くなれば最終的にドリストーンを一切使わなくなる、というわけではありません。
むしろ難しいステージでは、
「どのドリストーンを拾えたか」
「どこで使うか」
「何個使わずに済ませられるか」
といったことも重要になってきます。
ただし、このあたりはステージごとの特徴と一緒に説明した方が分かりやすいので、今回はここまでにします。
ステージごとの攻略については、また別の記事で紹介します。
■ まとめ 使わずに済むなら使わない、必要なら使う
ドリストーンは非常に強力です。
しかしRTAでは、拾ったり使用したりすること自体がタイムロスになります。
そのため理想だけを言えば、ドリストーンを使わずにガンガン掘り続ける方が速いです。
だからこそ、前回紹介したエアー節約が重要になります。
上手くルートを選び、少ないエアーで進めるようになれば、それだけドリストーンを使う回数も減らせます。
しかし、使った方が速い状況なら惜しまず使う。
特に初心者のうちは、ドリストーンを温存した結果、潰されたりリトライになったりするくらいなら使ってしまいましょう。
「できるだけ使わずに済むように上手く掘る。でも必要ならガンガン使う」
これがRTAにおけるドリストーンの基本的な使い方です。