2020/12/17
HUNTER×HUNTERのレオリオって、主要4人の中ではどうしても地味な印象があります。
ゴンとキルアは言うまでもなく、現在の継承戦ではクラピカが主人公。そしてレオリオはというと、医者を目指して勉強中。
でも改めて考えてみると、レオリオって実は今後かなり重要なポジションになる可能性があるんじゃないでしょうか。
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レオリオの本当の目標は「医者になること」ではない
レオリオは医者を目指しています。
しかし、そもそもの動機を考えると「医者になること」自体が最終目標ではありません。
レオリオには、金がなくて友人を救えなかった過去があります。
だからこそ医者になって、同じ病気の子供を無料で診て、最後には「金なんていらない」と言ってやりたい。
つまり彼が本当にやりたいのは、金がないために救える人が救われない状況をなくすことです。
ところが、これを実現しようとすると一人の医者ではどう考えても足りません。
医療には薬も設備も人員も必要です。自分の診察代を無料にしたところで、医療全体に必要な費用が消えるわけではありません。さらに言うと同業他者にも迷惑です。
レオリオが本気で多くの人を救おうとするなら、必要なのは医術だけではなく、金や人、そして医療システムそのものを動かせる力です。
そう考えると、実は医者よりも向いていそうな立場があります。
ハンター協会の会長です。
会長選挙は目標に最も近づいた瞬間だった?
会長選挙でのレオリオは、本人に会長になる気なんてほとんどありませんでした。
ゴンを見舞いにも来ないジンに怒り、ぶん殴った。
ところが、それによって大量の支持を集め、本当に会長になりかけてしまいます。
ギャグっぽくも見える展開ですが、レオリオの本来の目標から考えると、あの瞬間こそ彼が理想に最も近づいた瞬間だったのかもしれません。実際、最終演説ではゴンを助けるために多くのハンターを動員出来ました。これがレオリオの理想とする姿なのではないでしょうか?
一人の医者として救える人数には限界があります。
しかし、大きな組織を動かせる立場なら話は別です。
そして何よりレオリオには、本人が権力を欲しがっていないのに人がついてくるという、妙な才能があります。
そしてパリストンの対抗馬でもある
ここでもう一人、気になるのがパリストンです。
パリストンを本当に揺さぶれる人物は作中でも非常に限られています。ネテロやジン、今後はビヨンドもそうなるかもしれません。
そんな怪物たちに混じって、なぜかレオリオもパリストンの対抗馬になり得る位置にいます。
策略で勝負するわけでも、圧倒的な戦闘能力があるわけでもない。
それでも人がついてくる。
パリストンとはまったく違う方法で人を動かせるのが、レオリオの面白いところです。
パリストン=シーラ説が本当なら……
さらにファンの間では「パリストン=シーラ説」という考察があります。
もちろん現時点では確定した話ではありません。
ただ、もしこの説が本当だった場合は非常に面白いです。
シーラはクラピカやクルタ族の過去に関係する人物です。
現在の継承戦にはクラピカ、幻影旅団、そして緋の目を持つツェリードニヒがいます。
そこへシーラ=パリストンという形でパリストンまでつながってきたらどうなるのか。
そしてパリストンが本格的に物語へ絡んできたとき、会長選挙で彼の対抗馬となったレオリオにも出番が生まれます。
レオリオは単なる「医者を目指している仲間」ではなく、実はかなり先まで考えて配置されたキャラクターなのかもしれません。
今はまだ出番が少ないですが、暗黒大陸をめぐる物語が進んだとき、レオリオが思わぬ重要人物になることをちょっと期待しています。(`・ω・´)