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雑記:レビューサイトにおける評価は参考になるのか?「信頼できるレビュアー」を見つけよう

time 2026/10/13

レビューサイトを見ると、星5段階などで評価された点数が表示されています。こうした評価は作品を選ぶ際の参考になるのでしょうか。

私は、不特定多数のレビューを集計した評価については、少なくとも細かな点数の差にはあまり意味がないと思っています。

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日本人は減点方式だから星5を付けない?

よく「日本人は減点方式で評価するから星5をあまり付けない。海外とは評価基準が違うので、日本人のレビューは低く出る」といった話があります。

しかし、私はこれを日本人の文化的な特徴が原因だとは考えていません。

問題はもっと単純で、そもそもレビューにおける評価基準が決まっていないからです。

そもそも星5とは何なのか

例えば星5とは何でしょうか。

「非常に満足したら星5」と決めたとしても、今度は「非常に満足とは何なのか」という問題が出てきます。「満足」と「非常に満足」の境界はどこなのか。そこまで明確に決めるのは難しいでしょう。

結局、基準が決まっていなければ、それぞれの人が自分の基準で星を付けることになります。

そこには個人の感性もあれば、文化的な背景もあります。「日本人は減点方式」というのが本当なら、それもその一つでしょう。しかし、それは日本人に限った話ではないでしょうし、他にも様々な要素が評価に影響するはずです。

問題は文化ではなく「基準がないこと」

本来レビューで知りたいのは作品そのものの評価です。

レビュアーがどこの国の人なのか、どのような文化的背景を持っているのかということ自体を知りたいわけではありません。

ところが、評価基準が決まっていないために、そうした要素が評価に入り込んできます。

だから「日本人は減点方式だから日本人の評価は低い」と考えるよりも、まず「そもそも評価基準が統一されていない」と考えたほうが良いのではないでしょうか。

レビュー本文なら参考になるのか

そしてこれは、星の平均値だけの問題でもありません。レビュー本文ならもっと参考になるように思えますが、レビュー本文も結局はレビュアーの感性です。

「この作品は面白い」「戦闘が単調だ」「ストーリーが良い」と書かれていたとしても、それはそのレビュアーがそう感じたということです。その内容が自分にも当てはまるのかは分かりません。

具体的な内容が書かれていれば多少は判断材料になりますが、それでも一つのレビューだけで判断するのは難しいでしょう。複数のレビューを見比べたり、実際に作品を見たり遊んだりして判断する必要があります。

レビューそのものが信用できない可能性もある

さらに言えば、レビューそのものが必ずしも純粋な感想とは限りません。星やレビュー内容が意図的に操作されている可能性だってあります。

そう考えていくと、レビューサイトの評価などほとんど意味がないようにも思えてきます。ただ、ここで「レビューなんて意味がない」で終わらせるよりも、もう少しマシな見方があると思います。

「信頼できるレビュアー」を見つける

それが「信頼できるレビュアー」を見つけることです。

信頼できるレビュアーというのは、必ずしも自分と同じ評価をする人ではありません。重要なのは、その人がどういう基準で評価しているのかが分かることです。

この人はこういう要素を高く評価する。この人は欠点があると大きく減点する。この人は多少の欠点があっても全体的に良ければ高く評価する。そして、この人の感性は自分に近い。そういうことが分かれば、その人の評価は参考になります。

不特定多数の平均点には限界がある

逆に、何を基準に星を付けているのか分からない人が100人、1000人集まって、その平均が「4.73」になったとしても、その数字が何を意味しているのかはよく分かりません。

もちろん「多くの人が高く評価している」という程度の参考にはなるでしょう。

しかし、4.7と4.6のどちらが優れているのかといった細かな比較に意味があるとは思えません。評価基準がバラバラなのですから、その平均値も様々な基準が混ざった結果に過ぎないからです。

「日本人は減点方式」なら、むしろ基準が分かる

そして、この考え方なら「日本人は減点方式」という話も少し違って見えてきます。仮に本当に日本人が減点方式で評価するのだとしたら、それは「日本人の評価が低くなるから除外すべき」という話ではありません。

「この人は減点方式で評価する人なのだ」と分かるのであれば、その人には評価基準があるということです。

私自身は「日本人は減点方式」という説明自体に疑問を持っています。しかし、もし本当にそういう基準で評価していると分かっているのであれば、基準の分からないレビュアーよりは、むしろ参考にしやすいと思います。

信頼できるレビュアーは人によって違う

結局、「信頼できるレビュアー」が誰なのかは人によって違います。

自分と感性が近い人を信頼する人もいるでしょうし、自分とは違う視点を持っているからこそ参考になるという人もいるでしょう。

大事なのは、評価者がどのような基準で評価しているのかが分かることです。

不特定多数のレビューを集めた平均点は、様々な基準が混ざった結果です。そのため、大まかな傾向を見るくらいならともかく、細かな点数の差にまで意味を持たせるのは難しいと思います。

レビューを見るのであれば、数字だけを見るのではなく、自分にとって「信頼できるレビュアー」を見つける。私はそれが、レビューサイトを利用する上では一番参考になる方法なのではないかと思います。

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