2020/12/17
ミスタードリラーエースが好きです。特にドリストーンモードの「ドリドラドの遺跡」はかなり気に入っています。そんな私ですが、遊んでいて残念だと思ったところもいくつかあります。
今回はそんなミスタードリラーエースの残念なところを挙げてみます。
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1.ストーリーのゼット博士
まずはストーリーです。これは前回の記事でも書いた通り、ゼット博士のやらかしが大きな問題です。
ミューストーンやパクの研究をしていたゼット博士が、パクを都合のいいようにコントロールしようとした結果、大変なことになります。最終的にはススムとパクがなんとかしてくれるのですが、改めて考えると「そもそもゼット博士が余計なことをしなければ」という話です。
ゲームとしては面白いので、このあたりは半分ネタとして楽しんでいるところもあります。
2.オープニングやエンディングをスキップできない
オープニングやエンディングなどをスキップできないのも、今遊ぶと気になるところです。特に何度もプレイしていると、毎回同じものを見ることになります。
ただし、これは現代のゲームと比べればユーザビリティが低いという話であって、ゲームが発売された時代を考えれば仕方ない部分でもあります。当時のゲームとして考えるなら、そこまで厳しく言うつもりはありません。
3.クリアした遺跡をノーマルモードで再挑戦できない
一番残念なのがこれです。
ミスタードリラーエースでは、遺跡をクリアするとその遺跡は封鎖され、再び挑戦することができません。エンディングを見た後なら再挑戦できるようになりますが、その場合はハードモードになってしまいます。つまり、ノーマルモードの遺跡をもう一度遊ぶことができません。
例えばクオックスの巣500mをクリアして、次のドルアーガの胃袋800mに挑戦したとします。ところが800mが難しくて、なかなかクリアできない。そんなときに「ちょっと気分転換にクオックスの巣をもう一度遊ぼう」と思っても、それができません。遊べるのはドルアーガの胃袋だけです。
もちろん、腕前を上げて800mをクリアすることを目標にするのも一つの遊び方です。ただ、誰もが腕前を上げることだけを目的にゲームをプレイするわけではありません。気軽な気持ちで過去にクリアしたステージに再挑戦して、気持ちよく掘る遊び方があってもいいはずです。
しかも、腕前が上達しなければ、その時点でクリアできるステージがなくなってしまいます。これは初心者にもかなり不親切です。難しいステージで詰まったプレイヤーが、以前クリアしたステージを遊びながらゲームを続けることすらできないからです。
エンディング後にハードモードが追加されること自体は悪くありません。問題は、それによってノーマルモードが遊べなくなることです。ノーマルを残したままハードモードも遊べるようにしてくれれば、それだけでかなり違ったと思います。
ノーマルモードをもう一度遊びたい場合、セーブデータを消して最初からやり直すという方法はあります。私のようにRTAをやるのであればその方法を取れなくもありません。しかし、それでは他のモードの記録まで全部消えてしまいます。一般的におすすめできる遊び方とは言いにくいでしょう。
4.速く掘る楽しさが十分に活かされていない
もう一つ気になるのが、このゲームの良さを開発者が「パズル性」にあると考えていたのではないか、というところです。
もちろん、じっくり考えてブロックを掘り、エアーを管理しながら深く潜っていく楽しさはあります。ただ、ドリラーにはそれだけではなく、同じステージを何度も遊んで、少しずつ速く掘れるようになる楽しさもあります。
ところがミスタードリラーエースではクリアタイムが記録されません。他のシリーズ作品ではクリアタイムが記録されるので、ここは少し残念です。クリア後のやり込み要素もエンドレスモードが中心で、基本的にはより深く潜ることが目的になっています。
このゲームのやり込みを端的に言えば、エアー管理とドリストーンの使い方を磨いて、より深く潜ることです。それももちろん面白いのですが、同じステージを繰り返してタイムを縮めたり、エアー効率を良くしたりする遊び方もあってよかったと思います。
そして私に言わせれば、そういう遊び方こそがドリストーンモードの真の良さだと思っています。何度も同じステージを遊び、前より上手く、速く掘れるようになる。その楽しさをもっと活かせる作りだったら、さらに良かったのではないかと思います。
好きなゲームだからこそ残念
ここまで残念なところを挙げてきましたが、私はミスタードリラーエースが好きです。特にエースのドリストーンモードであるドリドラドの遺跡は大好きです。
だからこそ、こうした部分のせいでプレイヤーが増えにくい構造になっているように感じるのは少し哀しいところです。気軽に過去のステージを遊べて、繰り返し遊ぶことでタイムやエアー効率を詰めていければ、もっと遊びやすかったと思います。
いつか、こうした問題点が解決されたミスタードリラーエースのリメイクやリマスターが出ればいいのになと思っています。